逗子駅前の立ち飲み屋「寄り屋」にて
「あいまいはたいがい美しい」
こんな美しい言葉を紡ぎあげ、しかも韻まで踏んだのはまぎれもないわたしでーす!どーもぼくです!!どっかにそういうブログ書いたんだけど見つからない、かなしい。
久しぶりに午後に起きた。しかも二度寝した。
どうしても白ワインが飲みたくて外に買い出しに出かけるともう16時過ぎでぐんぐん西日になっていく訳。
こんな時はそう、ビールだね。
駅前のすごい感じのたたずまいの立ち飲み屋に初めて入った。めちゃめちゃオープンエアー。野外ってことです。
ローカルのアダルトな方々で溢れてて一回通り過ぎてしまった、このわたしが……。
ビールが生か缶だったので迷わず缶を選択。生ビール怖い。
まさかのイングリッシュメニュー豊富で笑う (@ 立ち呑み処 寄り屋 in 逗子市, 神奈川県) https://t.co/q4ujk09uSt pic.twitter.com/5MNE5rfT9s
— シャイニングデブ@逗子 (@tako__sun) 2019年6月25日
ビールと一緒にどうってことのない小鯵の南蛮漬けを頼んだ。このどうってことなさがいいんだよなあ~としみじみしてたら隣に小さい男が来た。160cmのわたしより小さくて、半袖のシャツを着てビジネスバッグを斜め掛けしていて正直めっちゃださい。あと猫背。
男は店員に声をかけるんだけどその声がまためっちゃ小さい。呼んでも呼んでも気づいてもらえない。3回目でなんとかまぐろのタタキと生ビールのオーダーに成功。
で、気が付いたら隣でやっとビールとまぐろのタタキをきめてるわけだけど、スマホも見ずに一生懸命に飲み食いしてるんですよ。
ちなみにまぐろのタタキ出すときに店員のおじさんが「これで最後だったよ!(笑)」って言ってるんだけどうまい返しができる訳もなく「はあ」みたいになってた。
そんなんなのに、その男の姿に何か心打たれるものあって泣きそうになっちゃった。
たこさん生理前で情緒不安定なんよ。
背も小さい、声も通らない猫背の男が夕暮れの街でビールとまぐろのタタキを一生懸命飲んだり食べたりする様子、いじらしくって。
「みんな一生懸命生きてるんだな~~」って思った。
駅前のベンチに座ってみたら帰宅中の小学生が鳩を追いかけたり、カップルがマクドナルドのポテトをぱくつきながら歩いていたり、とにかく平和だった。
こういう街を愛せたらいいのになと思う。
もう少し年をとったら変われるかなあ。
はい本日の舞台。
それではね。ってまたあなたの真似。