天国と地獄はなかよし

たこさんのしがない日常。

説明しよう!ロヒプノール豆乳とは

たこさんは毎晩「ロヒプノール豆乳」しています。
豆乳とはいっても実際に豆乳に溶かす等の行為をしている訳ではなく、投入をもじっているだけです。

気が付けば2年ほどロヒプノールを飲んでいるので、なんか書いてみようと思いました。

結構強いお薬、ロヒプノール

たこさんは重度の不眠症だと思われます。いまでこそ落ち着いていますが、ひどかったころは30時間程起きていたこともありました。ひとばん徹夜をしただけで動悸と手の震えがするわたしにとっては、それはとても辛いことでした。
睡眠薬も色々飲んできましたが、今はロヒプノールに落ち着いています。
高校生のころから不眠に悩まされていたわたしを寝かしつけるぐらいですから、なかなかのものです。実際アメリカでは麻薬とされていて、持ち込みはできないようです。

なぜアメリカでは麻薬なのか

ロヒプノールの特徴として「アルコールと一緒に摂取すると記憶がなくなる」という点があります。その効能を悪用され、レイプドラッグとして使われていた過去があるようです。「Forget me drug」なんて異名も持っています。

そんなこと書いて大丈夫なのか問題

こんなことを書いていると「貴ブログはロヒプノールの悪用につながりかねない!」と怒られてしまいそうです。でも大丈夫!なぜなのか。ロヒプノールを実際に飲んでいる人ならわかりますよね?実はロヒプノール、水分に溶かすとスゴイ色になるのです。飲み物に溶かされても気が付けるように対策されている訳ですね。

実際の効き目

ここで気になるのは実際の効き目ですよね。結論から言いましょう。気絶です。あれは気絶です。眠くなってきたな~という過程はありません。飲んで30分後にスマホから手を放して布団に潜り込めば一発です。

ロヒプノールの依存性

結論から言いましょう。あると思います!スカッと気持ちよく眠れる薬に依存しない訳ありません。依存には肉体的依存と精神的依存がありますが、その辺は各自でお調べ下さい。(デリケートな部分にはあまり触れたくないたこさん)

ロヒプノールの減薬

たこさんはいちどに2mgを服用しています。最大量っぽいです。
ある日、病院で「日中元気が出ない。。。」と相談したところ「ロヒプノール効きすぎ説」が浮上し、であれば1.5mgに減薬してみようということになりました。

ダメでした。

どうしてもきっちり3時間で目が覚めてしまうのです。1週間ぐらい頑張ったけどダメでした。ということでわたしは減薬には一度失敗しています。

ロヒプノールを飲むことについて

なぜこのようなブログを書いているかというと、わたしが毎晩「ロヒプノール豆乳」なんてつぶやいていることにより、ロヒプノールに興味を持った方がいたらどうしよう。。。。と思ったからです。突然心配になりました。
興味を持った方や、ロヒプノールという単語に反応してこのブログを読んでくださっている方には伝えたいです。

ロヒプノールは良いお薬です。寝付けず数時間をベッドの中で悶々と過ごし、翌日の活動に支障がでることに比べたら、スパーン!と眠れるロヒプノールを服用した方がよっぽど良いと思います。
でも、一度飲み始めると止めることがむずかしいお薬だとも思います。マジで。

じゃあ一生飲むぜ!って方は、まあ良いんじゃないか。

でもわたしはいつか止めたいです。うまく言えないけど、例えばいわゆる「心地よい疲労感」とか「本を読んでいたらふわっとくる眠気」とか「愛しい人が側にいる安心感」とかそういうもので眠ってみたいのです。

ロヒプノールは良いお薬ですが、眠る前の過程はほぼ全て奪っていきますし、起きて誰かと話していたとしても一切記憶に残りません。それはちょっと寂しいと思います。

去年の夏、男の人がうちに泊まりに来ました。朝起きるといませんでした。
わたしは抗議しました。
「帰るときに一言ぐらいかけていっても良いんじゃないか。」と。
彼は言いました。
「え、かけたよ!気を付けてね~ってたこさん言ってたよ。」

あれは衝撃だった。。。。
とまあこんな感じで、眠るって普通はある程度心を許している相手とする行為だと思うんですが、ロヒプノールはその人との記憶もなくしてしまう場合があります。
ちなみにロヒプノール飲んだ後にセックスしてもマジで全然覚えてません。もったいなくない?

とまあ、いいお薬だけど、なくすものもあるよっていう話です。

ふう、すっきり。
それでは今夜も。
ロヒプノール豆乳」
おやすみなさーい!